ホテル八甲(はっこう)

＜今日はコーチの言葉で書きます＞

昨日の２６日は、八戸市立体育館で
北村杯のブロックごとの決勝が行われました。

板長が教える田面木(たものき)小バスケ部の男子は
初めて１・２回戦を突破して・・この場に・・

決してフロックで立ったのではありません
子供達の実力で立ったのです！



板長も虎鯖Ｔシャツを着て、仕事を抜け出して子供達を見守ります。

(ランチや虎鯖の仕込みは女性陣とヤスに任せて・・ゴメンなさい！)



今日の試合は、この場でどれだけ自分のパフォーマンスを
出せるか・・出し切れるか・・

緊張の度合いは？・・当然・・ど”緊張の子供達

小学校の体育館とは比べ物にならない人の多さと雰囲気です。
この場で、バスケをする。

この緊張感を体験したくとも・・勝たねば立てなかった

子供達は・・這い上がって立ったのです
自信を持って欲しいが・・初舞台・・緊張がピークです。





１２番のコウキ５年生・・練習ではコーチはこの子に
「デブ！」と呼びます。

ただ立っているのは・・デブの証拠・・デブと呼ばれたく
なかったら・・走り回れ！動き回れ！

彼も必死の形相です。ボールが後ろから頭に当たる・・
緊張で・・何をやっているのか・・・分からない！

「コウキ・・ディフェンスで人を決めて守れ！」
いくら叫んでも・・宇宙人に変身してました・・



全てが受身の試合内容・・相手は市内でも常時
決勝まで駒を進める・・強いチームです。

子供達は。。初の大会場と決勝の試合・・
緊張するな・・と言っても無理・・





必死に攻め込もう・・速攻の場面もいつもなら決まるのが
ゴールリングに嫌われます・・これもプレッシャーなのか

ベンチの先生のジェスチャーが印象的です。

ベンチのコーチ陣は子供達をただ・・見守ることしか
逆転する秘策は無いのです。

しかし・・・最後の最後までどんなに点差が開こうと
コーチはお前達を見守ってやる！

相手の思うがままに試合は点を積み重ねます。
タイムを取り・・伝える事・・

「お前達は、いつものバスケをしていないぞー
走り回り・・声を出し合ってバスケをしよう！」





４番キャプテン・・リク
彼も必死で抜きに行きます・・自分がやらねばの姿！

４年に入部した際には・・バスケになるのか？この子？
７番シュン、０度から綺麗な甲を描いてシュート
スパッと決まった・・６年の今、シュートはピカイチ綺麗です。

ここまで成長したんだ・・あの頃は試合に出せるのか？と
今では・・無くてはならい存在に

本人も努力を重ねての・・この場でのパフォーマンス・・ＯＫ





何とかしよう！どう攻めよう！
チームの仲間と攻めのチャンスを伺います・・

そう・・君達は仲間同士でチームとして戦っているんだ！

一人でこの場に立てた訳ではないだ・・

仲間と助け合い・協力し合って・・この場を掴んだ



この点差は経験の差であり・・バスケが劣ってはいない。

胸を張って次の段階に進めばいい

勝ち負けの事はどうでもいい・・大切なのは「心」

６年生が５人・・中には経験が浅い子もいる田面木小バスケ部

４年生の１人試合に出した・・必死に喰らい着いて・・
彼には・・一生の思い出と経験になったはず。

昨日は、田面木小バスケ部の子供達は
デパートでは売っていないお金で知り得ない・・

『大きな舞台での・・経験をしたのです。』

小学校のバスケは、この経験をする為に練習をして
心を強くするための・・・道具なのです！

１１月には、６年生最後の大会があります
田面木小はこれから、体育館の床の老朽化で

１２月迄・・工事に入り練習は他の施設を使いながらになります。

コーチ陣も、田面木小バスケ部男女の最後の練習段階に入ります。



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