ホテル八甲(はっこう)

≪鯖男と鯖子の裏話し≫

鯖子・・八戸物産協会の工藤さんからFAXが入っていただろう？

来ていたわ・・年間の予定表が届いたの
「物産催事予定表」の見出しだったわ・・

板長は見たのか？・・目を通していたわ

鯖子・・板長も仕入れをして１人で物産に行くならいいけど
板長しか今現在・・虎鯖を仕込めないからなー

そうよね・・板長が鯖を判断して・・鯖のみそ煮か虎鯖へ
そして・・捌きの工程から・・・製品の仕上げ・・

鯖子・・でも
この作業を一人でするから「こだわり」の部分が生まれる
人任せだと・・「信頼」が生まれない！

物産に持って行くには作るから始めるから・・どこにでも
行けない・・味を伝えたいが行けない・・痛し痒し・・

鯖男・・板長は昨日の午後・・カメラを固定して
バンダナを出して・・撮影していたの・・知ってる？

何を写していたんだ？

それは・・これなの・・



赤い包み物・・？何が入っているんだ・・
想像つかないかなー・・

来月の１０日は何の日？

んー分かった！・・八戸うみねこマラソンの日・・
その時の弁当を販売する予定か？

バカねー板長も走るのに・・誰が作るのよー・・

『母の日』・・母の日のタメに作ったのよ！
中身はこれ・・





鯖子、「虎鯖　棒すし」のハーフサイズだろー
鯖のみそ煮と鯖のりんご煮が、各１個づつ・・

そして包みが・・虎鯖バンダナかー

何処で販売するの？

その前に・・板長が何故この商品を作ったか？
誰に贈りたいのか？・・そこを知ってよ！

ハイ・・

「一人で暮らす、お母さんに八戸の味を伝えたいから・・」
保存が利く、鯖のみそ煮と一緒に「虎鯖　棒すし」を
届けて

八戸のことを思って欲しいからなの・・

その意味があったのか・・でも売れるかな？
売れなくても・・その意味が大切だと板長は考えている

物産では・・味を伝える努力を・・
また・・・別な形で味を伝えて行きたい・・の・・願い



三春屋さんの「虎鯖　棒すし」のコーナーで
３０セット限定で予約販売をしてみると板長は話していたわ・・

値段は、二千五百を切る価格・・
(販売目的のようで正直に書けない・・です。)

鯖のみそ煮は板長のお母さんから伝わった味・・

その年代のお母さん達へ・・八戸の味を虎鯖バンダナで
包んでプレゼント・・喜んでもらえるかな？

板長。。１人でも購入してくれたなら・・それで満足！
最高の虎鯖で「虎鯖　棒すし」を作るつもり・・よ

だって・・今まで母達の愛があつて・・ここまでこれた
せめてもの・・味の贈り物を・・

ジャー俺も・・鯖男・・
あんたのお母さんは何処に？・・海の中・・

でも・・兄弟がやらたと多いからなー
母も困るから・・やらない！・・バカねー鯖男、

「気は心でしょうに！」贈りなさいよー・・ハーイ




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