ホテル八甲(はっこう)

今日は雨の八戸

雨になる＝寒い
晴れる　＝暑い

昨日の厨房は暑かった・・

今日から高校総体です・・選手達の体調は大丈夫か？
３年生は最後の大会『ガンバ！』

選手達の体調も心配ですが

植物達も・・
４日の日に名川へ行ってきました。
この地は山形県と並んで・・美味しいサクランボの郷

森田味噌さんへ味噌を買いに行くときに、足をのばして



八助梅になる・・「杏」の実です。


５月１９日の実です・・これだけ大きくなっていました。

でも・・木には数個に実しかありません
ちょうど生産者の・・川門前さんがいたので話しを聞くと

「ここの杏は、遅霜をまともに受けて全滅状態なの」
霜が当たって変色した実は落ちたのでしょう！



こちらは・・豊後梅一般的な梅で実がつづらなり
早いものは、もう店頭に並んでいます。

川門前さんは
「豊後の梅が多く生産されても単価が上がらないのよ
サクランボ・りんご・八助梅・豊後梅の順」

「その中でも、サクランボが一番の収入源、リンゴはその
年の品質で左右され・・良い物が収穫されても値段は？」

しかし
「八助梅の値段は高価安定なので、助かるの・・でも
この状態なら・・×」



上が今月４日、下が５月１９日のサクランボ・・

川門前さんの顔は曇りがちです。。。


このサクランボは「さやか」という早稲のサクランボ
もう赤く色づいていました。

「この実も、何故か割れた実が多くて収穫できるか？」
気候の寒暖の差が多いほど甘さを増す果実達

砂糖水を冷凍庫に入れても凍らないのは糖分のせい
果実もそれを利用して甘さを蓄えるとか・・

その甘くなる分・・風雨で割れやすくなると
生産者の方々の苦労は大変です！

私の顔も暗くなると・・川門前さんが
「谷口さん・・別の場所の杏は実が多くついています！
風の流れでダメ場所と良い場所があります。

山の斜面・側面・平な場所・窪んだ場所とで違いが・・」と

さすがプロですー
道路を走ると、こんな斜面にもサクランボの木が？
それは・・霜や雨風で収穫を確保するための
工夫だったんですねー

私の鯖は、生産者方々の努力を頂いて
初めて、ものつくり「鯖のみそ造り」になります。


生産者の方々・・ありがとうございます。





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