ホテル八甲(はっこう)

昨日の投稿で「おでん」に・・「酢」を入れる
この量は・・ほんの少量です・・隠し味で！

多く入れると「酢」が味を邪魔をして別の味に・・確認！

この１１月は八戸で一番メインとされる魚？が
一番美味しい季節になりました！

その魚？「イカ」です





夏８月に本格化して・・「夏イカ」と呼ばれ身の甘さが
強調されます・・そして秋になり身が厚くなり

イカ本来の腰の強さが出始め味に奥行きが出ます
そして今月が八戸のイカが成長を終える時！

何故・・八戸のイカが美味しいか？
北海道から三陸の海は・・「オキアミ」エビの小さな物の
生息地・・豊富な餌「オキアミ」と「背黒鰯」を食べます

八戸はイカ・鯖・・旨いのは・・餌にあり！

特に「オキアミ」を大量に食べたイカは・・ワタが赤く
丸々と太り・・味が他の海のイカとは甘さと肉厚さが別です

ここに八戸のイカが・・日本１の由縁があります
(でも・・・イカと言ったら函館・・生きているから！)

水が冷たくなると・・「スルメイカ」から「ヤリイカ」に
旬がバトンタッチされます！

写真のイカはまだ・生きています。心臓が３個あるイカ
一生を泳いで過ごします・・水揚げ後は

透明・・黒・・白へと水分が身の中に浸透するため
魚体が変化して行きます・・写真は透明から黒の段階！

この時期のイカの料理で最高なのが・・



「イカの塩辛」八戸では干さないで、身とワタを
新鮮なうちに合わせる料理を・・「切り込み」と言います

≪作り方≫


板長は身は塩辛に入れません！
(何故か？)
身は水分量が多く・・一晩置くと塩辛の上に水が浮きます
この水は身からでます・・ダラーとするのは身のせいです
！

また・・身には皮が３枚ありますから・・口の中でも
租借に苦労します。入るのは足と耳だけです！

足と耳の皮は１枚なので消化酵素で柔らかくなり
適度なコリコリ感が出ます。

身は刺身や具材に使い、足と耳が塩辛へ・・有効利用！
塩辛が残ると味噌汁へ・・ワタの独特の風味がいい

そして・・ワタと一緒に食べるとイカは消化されやすい！


イカの「ワタ」八戸では「ふ」と呼びます・・
このワタは内臓なので消化酵素が入っていますから

イカを混ぜ合わせた時に・・柔らかくなるのです。

(聞いた話し・・)
※イカには虫が多く生息しています・・この虫・・
ワタの消化酵素で死滅するから合わせると聞きました！

しかし、板長、本当なのかは？でもワタに中に虫はいない！

話しは戻り・・作り方へ
イカのワタは写真左のようにスポッと取れます・・
魚屋さんは、この状態で塩をマブシて寝かせます・・

板長は余分な水分を抜くために、右側のワタ様に
根元をスパッと切り落とします。







全体に塩をマブシて・・陰干し３時間・・
この塩加減は・・水分を抜くための塩の量で味を付ける
ための塩の量ではありません！





ボールに足と耳を切り干した物を入れて・・ワタを開き
中身を加えて混ぜ合わせます。

味付け・・・板長は・・「塩・醤油・七味・山椒」

※一味ではなく・・七味唐辛子・・味に奥行きが出ます！
※山椒・・イカの生臭さを消してくれます！

この量・・宿泊される方へ少量づつ小鉢で提供・・
「明日・・家に帰るから・・塩辛を買って帰る！」

５袋・・完売でした！

日本人が一番多く消費する魚はイカ・・続いて鮭と聞きます
でも・・本当にイカを捌いて調理できる人は？

昔は自転車で取れたてのイカを木箱に乗せて
「イカー～イカー♪」と売りに来ていた時代が・・

当時は、井戸水なので海水の中に住む「腸炎ビブリオ菌」は
死滅しなかった・・弱い人は・・お腹が痛くなった！

でも・・イカは甘くて美味しい！
朝ご飯は山盛りのイカを取りあって食べていた・・

昭和のノスタルジーでした・・・ハイ




八戸ニューシティホテル

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鯖は・・・毎日捌く板長ですが

たまには違う料理ネタ

「Ｂ－１グランプリ」のせんべー汁は八戸の文化
(八戸では「せんべい」と書く「せんべー」の方が馴染み)

その八戸文化で・・おでんの話し・・





八戸のおでんには、何故かこの「煮つぶ」が入る・・
出汁と取り用に入れるのしょうが・・あの食感がたまらない

おでんの具材は・・各家庭の自由です！

このおでんを本格的に作ると、やたらと時間がかかります
おでんは具材の味の集合体ですから・・

全部まとめて・・・ドサッと入れればいい・・×

・揚げ物は・・油抜きをして！
・コンニャクは塩で揉んで！
・大根は米で下茹でをして！
(大根は一度大鍋に入れて煮て・・一晩別な鍋に移して
冷やします・・この作業で味が染みこみます。)





・昆布は・・置く時間が長いと嫌な味が出てきます
・高野豆腐は火加減が強いと・・硬くなる
・八戸ではスルメも入れます・・多いと味が強く生臭い
・卵も別鍋で味を付けてから戻します



おでんは、色々な具材の味のハーモニー・・しかし
１個でも味が強く出ると・・全てが台無しに！

出汁も簡単でいいです家庭なら化調だけ
味付けも、塩・醤油・酒・・のみでＯＫ

ミリンは入れない・・クドイ味になります

出汁と味・・そして甘味は具材が・・演出してくれます。

板長は・・味を整えるのに・・酢を入れます！

でも・・ホテルの夕飯ではここまでしません・・
大根だけには・・集中して味付け(板長が好きだから)



初冬の八戸の味・・に


スケトウ鱈のキク・・これも出汁が出ます！
そして・・安価なので夕飯に助かります。

青森・北海道では「タツ」と呼び三陸は「キク」
普通の呼び名は・・「白子」

板長は味噌派でして・・


味噌は・・キクが硬くならないので・・味噌味が多い
基本の食材は
・人参ゴボウの笹がき・イチョウ切りの大根
・糸こんにゃく・豆腐に青菜


ここには「こだわり」は無いが・・板長は・・
一人鍋が好きでして！

ホテルに宿泊される方の夕飯のメニューには
この一人鍋を多く提供します。

空気の乾燥が強い青森県南部・・夕刻３時には
体感温度がガクンと下がります！

放射冷却が進んで・・肌がピリピリしてきます。

板長のホテルのお客様は・・現場作業員が多く
外の仕事の方が多数宿泊されるため・・

夕飯には・・一人でも楽しめる・一人鍋が人気！


家族で囲む大鍋も・・楽しく美味しい鍋！
一人鍋も・・自分だけの世界で、また楽しいのです・・ハイ




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昨日の夕刻は・・ホテルの近くの
ＲＡＢ青森放送のスタジオへ！

この放送局の佐々木さんとは何かと意気投合する！
ここで佐々木さんの写真を貼るかな？

実は・・某新聞に「Ｂ－１グランプリin久留米」の記事で
彼の写真が大々的に掲載され・・

報道側では・・「佐々木は何をやっているー」と
叱られたとか・・！


ピンボケ・・すいませんＲＡＢ様”

板長は佐々木さんをはじめ・・このＲＡＢの方々には
多くの支援を受けています！・・・その理由は・・

「八戸をＰＲ」「青森県を知ってもらう」・・ここです
佐々木さんは・・「Ｂ－１グランプリ」で

「八戸せんべい汁」を応援に行っていたのです
１位はホルモン・・２位にせんべい汁

惜しくも２位でした！が・・八戸応援隊があっての事！

「八戸のタメに！」が佐々木さん達の気持ちです・・


女性アナは・・ミカちゃんです。収録前に・・話合い
板長は・・船橋東武の事を話すと・・

ミカちゃん
「そうなんです！久留米でも・・そう(トーンが上がる)
全員で八戸を知ってもらうために・・八戸の連呼！」

誰も「八戸」を知らない、読めない、当然・・何県なの？

「八戸せんべい汁・八戸せんべい汁・・を死ぬほど叫んで
来ました！八戸を知ってもらわないと何のために来たのか？」と

板長も同じで・・その意味合いは話さずとも・・

他県でも、力を入れてＰＲする中・・八戸を知ってもらい
八戸は、良い所なのだと知ってもらいたい・・

「八戸」の名前だけでも味(文化)と一緒に覚えて下さい！
この気持ちが全てでした・・スタジオ内全員その気持ち

八戸の食の文化で八戸を知らしめる・・・
そして・・そこに観光や産業が生まれ、活気が出る！

何もしないでは・・八戸は埋もれるだけなのだから！


板長の「虎鯖　棒すし」をここで説明しました・・

佐々木さんやミカちゃんと「ぶっさん」や「Ｂー１」の
話をして・・「全国へ」との気持ちに向いていた板長

もう板長の心は・・地元では無かった・・が
まずは「地元の方々が知らないといけない」と
気を取り直しての収録です！


実はミカちゃん・・９月に棒すしは食べていた・・
しかし・・「はちみーつ」仲間が手直ししたシャリでの

「虎鯖　棒すし」はこれが初・・ミカちゃん丸い目が
もっと丸くなりました・・

ウッちゃんも・・椎名誠さんの・・絶叫の顔に・・
「虎鯖　刺し」は食べたことがありますが

今回は、棒すし・・進化して・・別な次元へ・・と



「ぶっさん」でも「Ｂ－１グランプリ」でも
八戸の食でＰＲするなら・・その作り手が行かねば！

絶対に「心」が伝わらない・・作り手と地元の熱意が
人の心を動かして・・気持ちが繋がり新たな局面を生む！


「Ｂ－１グランプリ」のせんべい汁と「船橋東武ぶっさん」
の虎鯖は八戸連呼の取り組みだった・・しかし

民間の私達が・・八戸の良さを全国へ発信しないで
誰がするのか・・と県外に出て初めて分かった事！

不景気・人口減少・環境問題・高齢化・・
衰退した土地には重く圧し掛かる諸問題・・

元気な八戸ならば・・乗り越えられる・・と信じています。

「虎鯖」目当てに八戸に来られた「男旅」の面々の笑顔は
その一端なのだと・・板長は知り得た・・

八戸を元気にするために「虎鯖」を仕込みます・・ハイ

※１１月９日(日)１０時～「ウッちゃん・ミカちゃん」
「県南おもしろ事件簿」内で放送されます。


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「男旅」・・の楽しさの記憶が・・まだ心に鮮明ですが
今日からは通常の業務に戻らなければ・・

業務の中には、当然・・鯖を仕込む作業も

「男旅」の旅の途中に「自分の鯖作りも検証しよう」と
虎鯖を作るのは・・私です・・検証の意味とは

作る工程を・・もう一度見直す作業を・・


「男旅」の面々は・・虎鯖で八戸に来たんだ！
その虎鯖を作る工程に、適当な部分があってはいけない

水分量を何％飛ばせば・・酢に漬ける時間がこれが最高なの？

もう一度検証しよう・・と・・「男旅」で気が付いた板長
今日から検証開始です・・！


その「虎鯖」は今日RABラジオに出演します。
「虎鯖　棒すし」をスタジオに運んで・・

９日の１０時～の「ウッチャン・ミカチャンの県南事件簿」
棒すしの話しが主な内容です・・が

船橋東武の話し・できたら「男旅」の話しも・・
熱く語ります！


昨日は・・３週間ぶりに・・田面木小バスケ部へ
コーチとしてこれだけ参加できなかったのは

８年間の指導の中でも今回が初・・
船橋東武・テレビ放映後の業務で指導に行けない日々

仕事優先・・これは当然！
(しかし子供達の顔を見ると・・ゴメンと心の中で謝るコーチ！)





６年生最後の大会が目前に迫っています・・
その６年生・・の顔


久しぶりのコーチに笑顔で対応・・
こんな顔を見ると・・リフレッシュできます！

「コーチ・・何で来なかった！」と怒られるかな？
子供達・・そこは無関心・・早く練習しようぜの顔！





６年生の最後仕上げは・・
「信頼関係」仲間との連携プレーをさせてあげたい！

パス回し・・走りこんでパスを受ける・・ワンツーパス
バスケで一番重要視されるプレーは「信頼」から生まれます





ゲームが中心の練習です・・３週間の間でも
上達している子が何人か・・前より気持ちが出ているOK

コーチも参加してゲームを・・
相手は・・男子の主力のメンバーなのだが・・体が動かない！
子供達にカットされる・・ミジメ・・このヤロー・・と
思ってもバスケの勘が戻らない！

コーチ下手・・いいえ・・子供達が上達したのです！
ジジィーコーチは下降線をたどる・・・のみ・・理解


バスケに限らず・・スポーツは気持ちです
ボールを取り返したい気持ち。シュートを決める気持ち。
守る気持ち。全てが気持ちが左右されます！

後は・・・仲間と楽しむ気持ちです！

あと３週間・・子供達にその気持ちを伝えます！
これは・・板長に大切な仕事です・・・ハイ




※子供達とのバスケの投稿の時には・・
お取り寄せのＵＲＬは掲載しません。

「虎鯖 棒すし」「虎鯖 刺し」「鯖のみそ造り」をご利用の方は前日のブログを・・

男旅の２日間が終了して
３日目の朝です・・飲み疲れかな？・・と

思いきや・・朝５時半前・・板長は宿直なため
フロント業務とブログ更新を・・

パソコンの前に座っていると・・ankoさんが
ランニングスーツで降りてきました・・

「走ってきます」の一言・・板長「エエッ！」
「昨夜アレだけ飲んで・・千鳥足のankoさん・・走る？」

「ハイ」と言葉を残して・・外へ・・
１時間半後には、「海まで走れました」と汗のankoさん

「異性人」・・・と板長判断！

朝飯の写真です。



ああれだけ飲んで・・また・・ビール瓶・・異性人！
でも、今回の旅の目的は「ＵＴＡさん話の検証」と
「ぶらり男旅・・かって気ままな酒の旅！」

怒る女性陣はいません・・自由にすればいい！
男５０を過ぎて子育ては終わり・・仕事は責任世代

「心の旅」・・この旅で日常の「しがらみ」から開放され
「心」がリセットされる・・「自由」でＯＫです！


さて・・その「ＵＴＡさん話の検証」の最後は・・
「海岸まで芝生が生えていて、とても綺麗な海岸がある」

八戸市民には・・種差海岸はあたりまえに
芝生が海の波しぶきの所まで生えている・ごく当たり前！

しかし、都会の人達には信じられない・・
ラズさん「その光景を想像しようとしても無理だから！」

その検証・・・





芝生を見るなり・・「本当だった・・綺麗です・・」
唖然とする・・ankoさん・ボタＱさん・ラズさん・・

「言った通りだろー」と鼻高々のＵＴＡさん！・・
満面の笑み・・です♪

ところが・・空模様が怪しくなり・・ザー・・と雨が

雨宿りをして・・「これはもう車へ」と話そうかな？
すると・・この男旅の面々には・・何かがある！

１０分程で晴れ間が見えてきた・・



種差海岸の神様が「男旅」の面々へ「虹」をプレゼント！
綺麗な「虹」でした。昨日も十和田湖遊覧船でも「虹」が

見る事が出来たそうです！湖畔の虹は板長見たことないし・・





種差海岸の景色を堪能した「男旅」は八戸市内へ
湊の市場の場所を説明して・・「グレットタワー」で

市内を一望して・・最後のお目当ての場所・・
八食センター・・「七輪村」へ！

ここで板長は仕事のため・・お別れです！



八食センターの佐々木君のお願いして・・記念撮影！
八戸の魚を七輪で焼いて・・酒の肴にします。

実は・・ここも検証だったようで・・
店舗内で七輪で購入したばかりの魚を焼いて食う！
他県の方には珍しい・・お店だそうです！


板長は「男旅」の面々と別れてから・・「寂しさ」が
楽しい３日間でした・・「心に刻まれた時間」でした。

朝方・・







ラズさんから・・「酒のほそ道」とは別の出版社から
「美味しい話しにゃ肴あり」という、別の視点のマンガ本を
頂きました・・サイン入りです！板長の宝物♪

班長ＵＴＡさんは「ラズ・・板長書くの？」
ラズさん「当然登場しますよー」と・・嬉しい話しですが

それより・・板長は今回の「男旅」の３日間の時間が
楽しくて・・楽しくて・・板長も「男旅の面々の１人に」
知らず知らずのうちになっていました！

「おもてなし」をする側でしたが・・
「男旅」の「心の優しさ」がとても心地よかった！

男同士・・互いを認め合い！尊敬し合い！
先輩後輩のしがらみも一切ない間柄・・素敵な仲間

班長ＵＴＡさんは、安心する雰囲気を演出して・・
しっかり物のankoさんは周りに気を配りＵＴＡさんサポート
ボタＱさんは、色々な視点から物事を判断・・話しに色合いを・・
ラズさんは、本を出すだけあり知識が豊富で話しに奥行が・・

「男旅」・・こうでありたいナイスミドル達！

板長・・この方々と同じ時間を過ごせただけでも幸せでした・・

「男旅」を呼んでくれた・・
「虎鯖」と「種差海岸」に感謝です・・・ハイ


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