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2009年10月19日(月)更新

越前クラゲと格闘する日の出丸・・その3

3日目・4日目の日の出丸の漁模様です。

板長も、ホテルの仕事の合間を見て・・
日の出丸の乗船でしたが・・板長も「しんどい」しかし

3日目4日目の漁模様

船員さん達の疲れも、相当な体力の浪費・・何時まで続くやら

3日目4日目の漁模様

この写真は、ネットで流れたクラゲの出現情報です。
赤いところが多い分布のところ

10月15日現在のもの・・この写真での問題は
日本海にまだまだ大漁の越前クラゲが流れていることです。

秋田沖のクラゲは1ヶ月~2ヶ月
石川県沖のクラゲは・・2ヶ月~3ヶ月で太平洋に現れます。

そうすると・・来年の1月2月までこの漁が続く・・・
鮭の漁の時期は、もう終焉を迎えてしまいます。

3日目4日目の漁模様

朝焼けの時間は・・南網に行く時間・・去年の話でした。
しかし・・今年は・・北網の網がまだ上がりません。

キヨさんが・・言います・・
「今日は・・嫌・・今年は・・何で北潮なんだ!」

例年なら・・秋には北海道の方から潮の流れが
南の方角に流れる潮・・今年は『逆!』

14日に深川氏は、潜水師に頼んで網の様子を調査依頼を
そのダイバーの話は・・

「この海・・網の下には無数の越前クラゲの死骸が
まるで・・絨毯のようの敷き詰められていている」

「気持ちが悪くて・・とても近づける状況では・・」

網の点検では問題が無かった・・
クラゲが誘導網に当たり・・動けなくなり死んで下に重なり合う


クラゲの死骸の絨毯・・深川氏がポツリ
「クラゲの死骸・・大漁のクラゲの毒が体積することに!」

問題は、その毒が・・ワカメや昆布への岸壁への影響です
ワカメ・昆布が被害に合うと、ウニやアワビに深刻な影響が出ます。

クラゲの毒は・・解毒されるのか・・怖い話です。

3日目4日目の漁模様

3日目の鮭は・・これだけしか無かった・・

3日目4日目の漁模様

市場への水揚げも・・早々に・・船員さん

「すぐねーば・・しょしーすげ、ぱっぱどいくべー」
訳す(少ない鮭の量で恥ずかしいから、早々に帰ろー)

3日目4日目の漁模様

前の日は、400本の鮭・・今日は・・言えないほど少ない

この事は、消費者には・・鮭が高価になることを指すのです。

3日目4日目の漁模様

4日目・・今日はいつも以上に潮の流れが早い
1ノットの潮の流れが網を揺らす。

1ノット、板長は車で言うと何キロなのかは知りませんが
とにかく・・網が機械でも引けない状況・・

船員さんも・・こんな潮の流れは年に1度か2度・・
この潮では引けない・・寝て潮が落ち着くのを待

待っている間・・ソナーをパチリ・・
網の下には・・無数の子魚が群れているとの事

クラゲに寄り付くエビが目当て・・日の出丸の網は
大きめの網・・この子魚達は捕獲できません。

3日目4日目の漁模様

この日は、太陽が上に上がってからの漁になった

3日目4日目の漁模様

もうこの写真は・・ブログを見ている方々も見飽きた写真
ですね!

3日目4日目の漁模様

市場の競の時間が迫る・・しかし潮の流れとクラゲの重さが作業を遅らせる

板長は、この日までしか乗船できない
明日から・・船橋東武デパートへの物産に出向く準備をせねば

3日目4日目の漁模様

帰港の道すがら・・深川氏の背中・・「どうすれば?」
そんな事を思う背中に見えてしょうがなかった・・

11月の半ば過ぎには・・また日の出丸に乗船します
板長の鯖を見たい知りたいの乗船ではありません。

クラゲ除去と船員さん達の手伝い・・そして
「今の海に何が起こっているのか?」を発信するために!

クラゲの出現分布図から・・次の乗船もクラゲ除去のために・・

日の出丸・・八戸の鮭の漁は定置網が主流です。

この日の出丸と船員さんがいなければ・・鮭は食べられない


『海を守る・・日の出丸・・ガンバレ!』



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2009年10月19日(月)更新

越前クラゲと格闘する日の出丸・・その2

板長の日の出丸への乗船は、
当初は「生きている鯖を知りたい」・・この思いから
バスケ仲間の深川氏へお願いして始まりました。

生きている鯖を・・血抜きする・・最高の鯖を知る!

今の乗船は、クラゲの除去のお手伝いです。

乗船2日目、

板長2日目の日の出丸乗船

この日も、当然の事のように大漁の越前クラゲです。

板長2日目の日の出丸乗船

しかし、この写真の中に・・板長の知りたい鯖の姿が
でも・・白い魚・・鯖が死んで腹を見せています。

板長2日目の日の出丸乗船

この日は鯖が15~18本網に入っていました・・
大きな鯖です、板長が知りたい見たい鯖だったのですが

死んでいては・・クラゲの毒でどの魚も網を巻き上げたら
クラゲに触れて毒で死んでしまうのです。

この鯖の事は後ほど・・

板長2日目の日の出丸乗船

板長2日目の日の出丸乗船

網を巻き上げると・・クラゲを嫌う鮭が逃げ惑います。

このクラゲの量が毎日続くため・・網も悲鳴をあげています。

板長2日目の日の出丸乗船

板長2日目の日の出丸乗船

僅かな網の亀裂は網の命取り・・船員さん直ぐに補修です。

この作業の手さばきは・・さすがにプロ!
板前でも・・平目、うなぎを捌けたら・・まずは一人前

船員さんのこの光景を見ていて・・網を守る・・それがプロ
そう板長は感動しながら補修を見守っていました。

板長2日目の日の出丸乗船

この日の漁は、鮭・・1,2トン・・最近ではまずまず
しかし・・去年の漁の10分の1・・400本

板長2日目の日の出丸乗船

去年はこの光景・・八戸港に帰り道の朝日を浴びた日の出丸
この光景は・・実に綺麗で大好きでした・・が

今年は、クラゲで気持ちがすっきりしない・・

板長2日目の日の出丸乗船

港での水揚げに・・久しぶりに、この選別機を使います
オス・メス・キズ・ブナ・・他の魚と選り分けるための機会です。

板長・・この日は少しだけ嬉しかった事は

板長2日目の日の出丸乗船

八戸の海に・・この鯖の姿を見れたことです。
大半が沖合いのいる鯖達・・しかし陸よりの海には

鯖の好きなイワシも多くいます・・
本来なら、そのイワシを食べに寄ってくる鯖が

クラゲを嫌って・・近づかない日々・・でも今日はいた。


次に続きます。



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2009年10月16日(金)更新

越前クラゲと格闘する日の出丸・・その1

板長・・やっと投稿が出来ます。

12日の夕刻、深川氏から
「谷口・・明日乗船出来ないか?船員が1人膝に水が溜まり
急に3日間休む事になって・・力が欲しい!」・・と

10.13日の出丸と越前クラゲの格闘

「いいよ!」の即答をした板長です。
青森のイトーヨーカドーで14日からの「虎鯖 棒すし」の
販売には、兄が1人で行く予定、板長は新物の鯖で虎鯖作り

バスケは体育館が床の張替え工事中でお休み・・なので
鯖を知るために板長に協力してくれている

深川氏の頼みでは、何が何でも応援をしないと!

2時の出港・・去年は週に2~3回の出港だったのに
今年は、越前クラゲの大爆発のせいで、毎日の出港

10.13日の出丸と越前クラゲの格闘

去年は、クラゲは発生しなかったので2時半~3時だった
出港が・・1時間早い

深川氏と乗り組み員達は、定置網の魚場に毎日通います
網を引き上げに行かないと・・クラゲの重さで網が壊れるからです。

10.13日の出丸と越前クラゲの格闘

去年は浮いていた定置網、今年は浮きません・・

10.13日の出丸と越前クラゲの格闘

網は、北網と南網の2箇所・・長さは1キロの誘導網
重さは何十トン・・取り付け経費は、とんでもない金額です。

10.13日の出丸と越前クラゲの格闘

その網が壊されない為の出港なのです。
船員さん達の・・この表情と雰囲気は

(今日の網の中には、何匹のクラゲ?何時に終了?)
そんな・・重苦しい雰囲気の仕事始まりです。

10.13日の出丸と越前クラゲの格闘

ロープと網は、日の出丸にとって・・生命です。
それを守るのが船員さん達・・網に一箇所でも穴が空くと

昔の女性のストッキングと同じに伝線してしまいます。
網が破れると・・漁にはなりません・・

つまり・・日の出丸は病気になるのです。

10.13日の出丸と越前クラゲの格闘

網を巻き始めて・・1時間半・・クラゲが固まりに・・
鮭だけだと何匹入っていても・・2、3時間で終わります

クラゲがこの量だと・・5000匹?(確かな数は?)
キヨさんが・・「6時に終わるかな?」とポツリ独り言

10.13日の出丸と越前クラゲの格闘

網の口を開き・・クラゲの除去・・押し出す作業です。
板長はこの作業の手伝いのために乗船したのです。

10.13日の出丸と越前クラゲの格闘

クラゲは・・泳ぐ?いいえ・・浮遊状態
押すと出て行きます・・前回の板長はクラゲに・・

「このヤローども・・寄り着くなー!」の罵声を発してました・・

しかし・・今回は「お願いだから・・来ないで!」
願いに代わりました!

10.13日の出丸と越前クラゲの格闘

クラゲのそばに・・何か小さな魚が動きます
深川氏が掬い取りました。

10.13日の出丸と越前クラゲの格闘

小鯵でした・・クラゲに進路を阻まれて・・右往左往
クラゲの触角に毒がある事を・・魚は知っています。

この時点で・・鮭は見えません・・何処へ?
もう毒で殺されてしまい・・網の底に沈んでいます。

10.13日の出丸と越前クラゲの格闘

10.13日の出丸と越前クラゲの格闘

夜が明けました・・まだ・・あの作業は続きます。

この日、鮭の姿を見たのは・・6時です、あの予想通りです。


その鮭の量は・・とても少ないのです。

写真を掲載しようか・・迷いました・・

操舵をするキヨさん・・魚市場に鮭を水揚げする際・・

「いぐべー・・はずがしがべー・・こったらの!」
(行こう、この漁(量)だと恥ずかしい!)

「わーこごさ・・いたぐねーじゃー・・こったら漁で!」
(これでは、俺のプライドが許さない)

15分の所要時間でした。

余りの少なさ・・労働時間の長さの苦労に対して
この漁(量)・・ミジメだったのです。

10.13日の出丸と越前クラゲの格闘

何を思うか?・・・

「谷口・・言うなよ・・」深川氏・・と

板長は・・思います。
※深川氏が言いたいのは、「クラゲ被害の時に騒ぐ奴ら」と
思われたくないからです・・・それは理解です・・

しかし・・板長の思いは違います!
「今、八戸の海の出来事を伝えたい」

このクラゲの意味は何なのか?
人的出来事?自然現象?一時の事なのか・・
陸では、ミツバチが消えた・・それも一時的なのか?

10.13日の出丸と越前クラゲの格闘

この日は、板長一人を港に下ろして・・日の出丸は
南網の点検に行きました・・

2時に出港・・板長が下船したのは8時、この時点で
6時間が経過しています。

後から船員さんに聞くと・・
「明日は、ダイバー達が網の状態を調べに潜るから
その準備のため・・仕事を終えたのは・?時だった」と

ガンバレ・・日の出丸!
クラゲに負けるな・・船員さん!



この日のクラゲは・・板長が乗船してから一番多い量です
網の中・・全てが越前クラゲでした。

押し出しても、押し出しても・・下からクラゲが
湧き出てきます・・とにかく写真を撮影する暇も無い状況でした。

ここで・・伝えて良いのか?判断が難しいですが・・
一応・・

日本海のクラゲと・・太平洋のクラゲでは大きさに違いが
時間が経つと・・当然生物は、成長します。

1個のクラゲの重さ・・半端な重さではないのです!


●板長より・・
日の出丸の乗船と日々の仕事で、なかなか投稿が・・
どの時間に出来るのか分からない状況です。

明日の朝、1時に起床して日の出丸に乗船します。
4日連続ですが・・手助けせねば!

投稿の乱れをお許し下さい!





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2009年10月14日(水)更新

クラゲ退治でした・・

本文 少し・・お疲れモードの板長です!

日の出丸の深川氏から昨日、電話があり・・
乗り組み員に疲れが出て・・乗れないか?・・と

急遽・・日の出丸に乗船の板長でして
今朝、1時に起き種差の沖の定置網に行ってまいりました。

台風でクラゲが去る事を願っていましたが・・
今日は今までで一番のクラゲの大漁日・・4000匹以上

その為・・海では、何も出来ない板長も
力仕事のクラゲ退治で奮戦をしてきました。

明日も日の出丸に乗船します・・全員疲れています

少しでも板長が乗って何か出来るならの気持ちです・・
板長船の上では紐も結べないのですが、クラゲを押し出す位なら・・

今、少しでも日の出丸に協力しなくては・・
この時の力仕事しか・・板長は出来ないので!


詳しい投稿は・・後日いたします。

2009年10月05日(月)更新

逃亡者(鯖)・・クラゲ軍団編・・その2

ハローワークに出向いたが・・
地元で仕事?皆無です。

深川船長は・・
「海・・とりわけ小さな漁船に乗る若い者はいないよ
そして・・今の漁業の未来?明るいのかな・・」

圭介・・
「海水氷で少しでも魚価が上がれば・・未来も見える
でも、今の人達は魚を食べるのかなー?」

リチャードギャンブル・・鯖男は、この話を聞いて
鯖新聞に書かれていた、陸の八戸板長の料理を思い出す

残酷無比な鯖の大敵・・八戸板長・・その料理は
「鯖を子供達へ食わせるために・・鯖の骨を抜く
柔らかくなるまで煮込む・・なんて酷いやつなんだ!」と

そうかー人間界では・・必要な加工工程なのか・・
それをしないと・・魚が売れない時代なんだ!

でも・・今はクラゲの除去が先なのだ
仕事探しよりも・・深川船長への恩返しだー

クラゲ除去・・2日目

2日間続けての乗船だ・・疲れの事は口には出来ない
俺より、船長や船員さん達の方が遥かに疲れている。

クラゲ除去・・2日目

今日の網はどうなんだ?クラゲは?
全員無口・・また始まる・・金にもならない仕事が・・

クラゲ除去・・2日目

クラゲ除去・・2日目

今日も、こいつらがお出迎え、力が抜ける・・

ふと考える!
このクラゲ達は・・何処かの国・・亡国の陰謀か?
日本を困らせる為に、大量の工業廃液を海に流す

その廃液は、動物性プランクトンが食べて
それをこの越前クラゲが食べて・・爆発的に成長し

日本に流れる海流に乗せる・・結果的に
日本の経済が・・混乱する!

クラゲ除去・・2日目

今日も始まった・・クラゲ退治・・この退治の意味は

クラゲ除去・・2日目

このクラゲの頭に槍を刺す・・クラゲは時間が経つと死ぬ

今日のクラゲはまだ少ない・・昨日が3000なら
今日は1200とか・・でも重いことは同じだー

クラゲ除去・・2日目

クラゲを除去していると・・小さなエビが網から落ちる
聞くと・・クラゲには多くのプランクトンを抱えている

そのプランクトンのお零れを狙ってこのエビが
クラゲの傘の中に住み着く・・毒は解毒するのか?

そして・・クラゲ除去の作業中に多くのカモメとウミネコが
このエビを狙って日の出丸を取り囲む

今日の北網の漁は、2時間で終了
南網に向かい・・網を巻き上げ・・1時間

今日の漁は・・終了

クラゲ除去・・2日目

八戸の港に着くまでカモメ達は・・まだエビが食える?
と思い込み着いて来る

2日目の漁が終わった・・

鮭は100本・・燃料代にもならない

今年の、生筋子(イクラになる前の状態)は高価だ
去年よりもグラム200円も高いのだ!

その理由は・・クラゲでした。

今年の年末・・に・・鮭があるのか?イクラは?
他の県も同じ事だと・・また輸入すれば済むこと?

何か・・その考えは変なのでは?

クラゲ除去・・2日目

深川氏は話す!
「クラゲで水揚げが少ないとか大変だ!とか口にすると
鮭が大量に捕れたときは笑顔で・・クラゲで大騒ぎ!か

必ず・・排他的に見られる!今は我慢の時・・・
体力(体もお金も)勝負の時なのだ・・」

でも・・俺から見たら・・地元の鮭は口に出来ない
活魚の平目や他の魚も無い!

陸の上で暮らす人は・・対岸の火事と思っている!
これでいいのか?来年はクラゲが来ないのか?

いいや・・もっと大量に発生するかも・・
そうしたら・・定置網の漁は壊滅する!

3日目朝・・2時の出港

クラゲ除去・・3日目

眠い・・3日間連続で乗船は初めてだ!
泣き言は言えない・・俺以上に船員さん達は辛いはず。

クラゲ除去・・2日目

クラゲ除去・・3日目

やはり・・いた!どうすればこのクラゲがいなくなるのか
北網に1000のクラゲ・・

ソーラーに影が少ないと判断した船長は前日に
南網のジッパーを閉めて来た・・どうなっているか?

写真を撮る暇が無い・・4000から5000のクラゲ
網の中にゴジャゴジャといる・・

ジッパーを開けて・・除去・・写真どころの話ではなかった!

クラゲ除去・・3日目

船員さん達は・・網の補強作業をする・・
俺に声をかけて来る

「疲れだベー・・」
「俺より・・あんだだぢの方が辛いべな!」
「おらんどせーじごどだもの・・やらねばなー」

「俺はロープを結べねーから邪魔者だけど・・
今回は乗って少しでも手助けできだ・・・」

「おうーでぃや・・たすがった・・」笑顔の会話・・

船員さんと心を通わせた瞬間だった・・

クラゲ除去・・3日目

帰りの船道のソーラーに・・何かの赤い魚網
「これはイワシの群れだよ」とキヨさんが話してくれた

いつも・・この魚網を見ていたい・・とも話す
点々としたクラゲの魚網なら見たくはない!

キヨさん・・「これが見れて豊かな海と言える」

クラゲ除去・・3日目

昨日の新聞紙面に・・TBTトリブチルスズ「環境ホルモン」の記事

養殖のハマチ・・安全なのか?
魚の変形は・・人の作り出した物での事・・

今、「食育」とか話すが・・なんかその前にする事があるのでは?

3日間の恩返しを終えて・・深川船長に頭を下げた・・

クラゲ除去・・3日目

クラゲ除去・・3日目

日の出丸に横に置かれた、魚の青い選別機が空しい
今日も100本の鮭の水揚げ・・今が最盛期なのに

女王鯖子の追ってから逃げないと・・

でも・・女王鯖子に頼もうかなー

「女王様の・・その体形と怒りの時の形相の怖さで・・
越前クラゲを追い払って下さいませんか?」と


「おはよう・・鯖男・・何処行っていたの?」

ドキッ・・鯖子だよー・・

夢だったのか?・・いいや違う・・現実問題
来年は・・もっと大量のクラゲが日本を襲う・・

日本の魚は・・皆無になる日が来るのかも・・怖い話でした!


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