ホテル八甲(はっこう)

鯖子・・・
鯖男ーーー板長が、また・・何か隠れてしてる
車で何処かに行ったわよ・・

今日から『銀座松屋』でヤスさんとケンさんが催事に入った日なのに・・

「どうなっている？」の一声も無いのよ・・・最低ね板長は

鯖男・・・
んー・・・・板長は福地に行ったよ・・
八戸のお隣の三戸の手前、福地村に行ったのだ

鯖のみそ煮に使う・・・・『森田味噌』を買いに









鯖子・・・
このお店は・・・板長の「鯖のみそ造り」鯖のみそ煮の・・・・お味噌

確か、ここの味噌が無ければ板長は挫折していたあの「味噌」のお店

森田味噌店・・・みなさん、知ってますかー
ここのお店には、お味噌は売るほどありますが・・

醤油は・・ほんの僅かしかありません


看板には、醤油の字は・・・ありません
醤油は、味噌を作る際の副産物

「家は、お味噌の店・・２兎追うことはしません！」
味噌を作るから、醤油は"ついで”の物

味噌は室町時代から・・醤油は、江戸時代の新参者！
「味噌屋は美味しい味噌を作る・・」こだわりのお店

この小さな樽で大豆と麹を会わせて
３年間も寝かせて寝かせて・・・出来上がる「３年味噌」が格別の味！

鯖男・・・
鯖子、良くそこまで覚えていたなー

鯖子・・・
そうよーここの麹は、県南の宝物
虎鯖よりも存在感有りの完成された技の味噌


鯖男・・・
森田味噌てん、板長が顔を出すと迎えてくださったのは
でも・・作るのはご主人の小田桐さん

「板長が来るということは・・・麹かな？」

板長は
「先日、頂いた麹で鳥のむね肉を焼いたら美味しかったんですよー
違うところの〈塩麹〉だと・・・麹の味と素材の味が別になっていた・・」

ご主人は
「家の麹は、生きているから密閉容器だと破裂するんだ
だから・・家の袋はガス抜きが出来る袋を使っている

生きている麹でなければ・・・素材の良さは出せないよ・・」


板長
頭を殴られたように・・つぶやいた
〈知らなかった・・どこの塩麹も同じと思っていたけど、近くにこんなに強い麹があった・・・〉

ご主人
「鯖でやるのかい・・持っていって試してみて！」



鯖子・・・

でーでー食べた？

鯖男・・・
お前にナイショで食べられないでしょうに
板長は一晩置いてから食べると言ってた・・・

みなさん・・明日の投稿をお楽しみに♪




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虎鯖が行く・・１１，１１更新


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