ホテル八甲(はっこう)

八戸に生まれ・・八戸で育ち・・
八戸と共に５０年の歳月が過ぎました・・
もうすぐ・・５２歳に板長なります。

八戸が今の私を育てました！
厨房に入ると・・その事が良く分かります・・

修行の時代が短かった板長は・・自分で創意工夫をしないと
お客様に・・品を出せない・・食べてはもらえない！

しかし・・八戸の食材が助けてくれた









１１月の初冬はイカが・・もっとも大きくなり
八戸海岸の近くにまで寄り、この鮮度の良いイカが水揚げされる！


難しい調理は要らない・・捌いて提供・・
しかし・・捌きは写真上の用に硬くなっていると・・力がいる

内臓を取っても平にならない・・丸いまま
でも・・鮮度が良い証拠・・ここは腕が物を言う！

最高のイカ透明なイカ・・硬直したのち・アミノ酸が増え
イカの味が最大限に味わえる・・八戸の「恵」

八戸の風土に「感謝！」

八戸は・・「イカ鯖」と人は言う！
鯖も手を加えるほどに・・旨くなる・・焼鯖加工





「虎鯖」作りで・・酢に漬け込む前に・骨取り！
干しが終えた・・鯖は味が凝縮され・・アミノ酸が増えて

何に加工してもいい・・骨が無いから
そのまま「かぶりつく・・ガブリ！」

フライパンで焼いて焼鯖・・パン粉でフライ
一昨日は・・片栗粉でまぶして・・鯖の竜田揚げあんかけ



凄い技術はいらない・・でも旨いのは・・八戸の鯖だから


冬の味噌汁には・・「ふのり」
トロッとした味噌汁は体が温まる・・
(石を取り除くには、すり鉢でトントン叩くと石が落ちる)

そして・・「ふのり」の味噌汁には・・「ホシナ」





漬物「タクアン漬け」の大根・・来春までの保存食
干した大根を購入・・１本９０円(安さに感謝)

この大根の葉・・もう少し干して・・ホシナに
そのホシナとふのり・・もう一つ「寒大根」が入れば

八戸名物・・「ホシナジル」・・まだ画像は無理
寒大根が・・無い・・

板長の腕は・・たかが知れています・・しかし
八戸の素材が板長を助けてくれます！

八戸に「感謝！」しながらの物作り「鯖作り！」・・ハイ


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