ホテル八甲(はっこう)

７月１日午前２時半
蕪島を出港・・・今日は３回目の船出！
気温８度、大き目のウネリの海

３回目で少しは船の仕事に慣れたかな？と
でも・・・ど素人の板長・・紐一つ結べないのです

海の上では・・こちらの言葉で「あまちゃっこ」
駆け出し者と訳すのかな？

今日の大物さんは・・・コレ





「マンボウ」君です・・１００キロは越えているでしょう
マンボウの主食は、クラゲとのこと
この時期、暖かい気候になると網の中に入るそうです！




この大きさは迫力があります
マンボウ君は泳ぎが、とても下手な魚だそうです・・
聞いた話・・マンボウは子沢山で魚の中で一番の卵持ちとか



問題なのが・・この後です
このまま市場へ揚げても・・とてもお安い値段
１尾数千円と・・エッ！燃料代にもならない

そこで漁師さん達は、船上で解体！




網の中に１度入った魚は弱っているため
海に戻しても死ぬことが多いそうです

マンボウの魚体を、まな板の上に揚げるわけにも
ましてやこの重さでは・・そこでユニックで持ち上げて・・

マンボウの皮の厚さは５ｃｍ程
板長の私も・・解体を手伝いますが・・初体験！

海の上では・・「包丁をどうの」板長とは名ばかり
漁師さん達は手際良く解体作業を・・

４本網の中にマンボウが入っていたので
私もやっとの思いで解体・・仕上がりは・・
漁師さんの物とは大違いで・・板長ミジメでした！



この解体中・・うみねことかもめが・・このマンボウの
肝を狙って大勢で狙ってきます・・

うみねこ達は、肝が美味しいと知っているのでしょうね！
天然記念物・・漁師さん達から見ると害鳥ですよー

これだけの作業をしても漁価は４尾で２万行かないのです。

捕れた鯖は明日報告します・・ハイ


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